在庫の置き場所を決める!ロケーション

出庫時間を減らすことがロケーションの目的

ロケーションとは倉庫内の物の置場所を決める方法のことで、その目的は出庫に要する時間を減らすことです。多くの棚があるなら「何列目、何連棚の何段目」のようにすぐに場所がわかるよう番地を細かく決めていきます。段は後から増えても差し支えのないように下の段から番号を割り振っていくことが多いです。また、倉庫に複数のフロアや建物がある場合は「建物、フロア、列、連、段」のように建物やフロアの数字も入れて行きます。
ロケーションの管理は、在庫する物の種類が少なければ、ホワイトボードなどのアナログな手段での管理も可能です。しかし、取り扱う商品が増えると大変な手間がかかりミスも増えてしまうので、入庫時にバーコードを張り付け、ハンディターミナルでパソコン管理を行うなどの方法が取り入れられていることが多いです。
ロケーションには固定ロケーションとフリーロケーションという方法があり、業種により向き不向きがあります。

通販物流に向いているロケーションとは?

固定ロケーションとは、商品によって棚を決めてしまう方法です。商品の場所が決まっており、誰にも分かりやすいので、出庫時に探し回らなくても良いというメリットがあります。反面、商品の在庫が不要な時もその商品の棚が決まってしまっているために、倉庫スペースが無駄になるというデメリットがあります。フリーロケーションとは、棚を商品によって固定せず、空いている棚に商品を入れていく方法です。空いている棚にどんどん入庫していくことができるので固定ロケーションに比べて多くの商品を在庫できるというメリットがあります。入庫時に「どの商品をどの棚に保管したか?」を管理しなければならないのがデメリットです。
通販物流で扱う商品は「比較的小さい、種類が多い、移り変わりが激しい」などの傾向があるので、通販物流には、フリーロケーションが向いていると言えるでしょう。商品によって固定とフリーを使い分けるのも良いでしょう。